衛生面を優先して選ぶ方の自動おしぼり機おすすめ4選

コロナ禍をキッカケに自動おしぼり機を検討する人が増えています。

自動おしぼり機は、毎回新品のおしぼりで、使用後は燃えるゴミとして捨てるだけなので衛生的で便利。 しかし、すべての製品が給水タンクに水を入れる仕様なので、タンク内での雑菌の繁殖を防ぐためヒーター機能での熱水殺菌と併せて、除菌液というものを一緒に入れる必要があります。
製品ごとに除菌液は専用のものがあり、成分や除菌性能はそれぞれ違います。

自動おしぼり機の衛生メリットを活かすためには、衛生管理をするための重要なポイントをチェックする必要があります。

そこでこの記事では、介護・医療・保育の現場に着目し、衛生面から自動おしぼり機を選ぶ時のポイントや、衛生管理に自動おしぼり機を導入するメリットを詳しくご紹介します。

衛生面を優先する方に適した自動おしぼり機の選び方

チェックするべき3つのポイント
  1. ヒーター機能の温度
    ヒーター機能で80℃以上まで温度が上がるか(日本の熱水消毒の基準が80℃)
  2. 除菌液
    除菌効果・人体への安全性の検査結果の有無
  3. 定期メンテナンス
    定期的なメーカーメンテンナンスの有無
ブランド名プールス(Purus)ファインド(FIND)クリーノ(Cleano)おしぼりハンディーⅡ
ヒーター温度
除菌液
定期メンテナンス年1回記載なし記載なし記載なし
保証期間1年
(最大5年サポート)
1年3年2年
おすすめの自動おしぼり機
ブランド名プールス(Purus)
レンタル月額3,300円 (税抜)
希望小売価格定価198,000円 (税抜)
保証期間1年間(最大5年サポート付)
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プールスの特徴

ヒーター内部の85℃での加熱殺菌が可能

除菌液は「日本食品分析センター」での検査済み

除菌液はアルコールフリータイプ

年1回の定期メンテナンス

ヒーターの温度は85℃まで上がり、日本の熱水消毒の基準80℃をクリア。除菌液は「日本食品分析センター」での検査済みで各種菌類への有効性、肌への刺激性のテストをクリアしています。

また、5年間の保証が付き、年1回のメーカー定期メンテナンスにより、本体の衛生環境のチェックをしてもらえるので、長期間安心して使える1台です。

その他のおすすめ機種

FIND(ファインド)

温度除菌液定期メンテナンスデモ
記載なし
特徴

20cm〜35cmで1cm単位でのカットサイズ調節可能
ヒーター機能は60℃〜95℃の高温まで調節可能
除菌液の検査エビデンス有り(アルコールフリー)

■編集部のおすすめポイント
温度調節機能が付いている唯一の製品。95℃まで温度が上げられる。

Cleano(クリーノ)

温度除菌液定期メンテナンスデモ
記載なし
特徴

ボタンロック機能搭載
コンパクトな家庭用サイズもある
除菌液の検査エビデンス有り(アルコールフリー)

■編集部のおすすめポイント
コンパクトサイズもあるので家庭でも場所を取らず使用可能。

おしぼりハンディーⅡ

温度除菌液定期メンテナンスデモ
記載なし
特徴

ヒーター機能は88℃の高温設計
除菌液の検査エビデンス有り(アルコール含有)

■編集部のおすすめポイント
ヒーター機能は業界トップクラス88℃の高温設計。

自動おしぼり機を衛生面重視で選ぶ時の重要な3つのポイントを解説

自動おしぼり機は毎回新品のおしぼりで使い捨ての衛生的な製品ですが、自動おしぼり機をより衛生的に使うための重要なポイントを紹介します。

ポイント1. ヒーター機能の温度

国内における熱水消毒の条件として「80℃で10分間さらす」という基準があります。ですので、自動おしぼり機にヒーター機能があり、なおかつ80℃以上になる仕様のものなのかがひとつの判断基準になります。

ポイント2. 除菌液

自動おしぼり機では、常温の水道水をタンクに入れて給水する仕様のものがほとんどですが、タンク内での菌の繁殖を抑えるために、水と一緒に除菌液というものを入れるものがほとんどです。その除菌液が検査機関での検査済みで、各種菌への有効性が立証されたものかどうかという点は、衛生面への安心に繋がる重要なポイントになるでしょう。

また、除菌液にはアルコール含有タイプアルコールフリータイプがありますので、アルコールに敏感な肌の方への配慮も含めて選ぶ必要があります。

ポイント3. 定期メンテナンス

温度や除菌液でしっかりと衛生管理していても、より衛生的に自動おしぼり機を使うためには、日々のクリーニングやメンテナンスは必要な作業になります。 メーカーによる定期メンテナンスがあるに越したことはないですが、それがない場合でも、各自でできるクリーニング・メンテナンスの仕方の説明がしっかりとされているとありがたいですよね。

クリーニング・定期メンテナンスも衛生的な自動おしぼり機をより衛生的に使用する大切なポイントになります。メーカーによる定期メンテナンスと、メンテナンスガイド(マニュアル)があるかどうかはチェックしておきたいポイントになります。

衛生管理に自動おしぼり機は必要?3つのメリット

メリット1. 感染症発生のリスク低減

毎回新品の使い捨てなので、繰り返し洗濯して使う場合の感染症のリスクを低減できる。

布おしぼりを洗濯して繰り返し使用していると、ハイター等での消毒をしていても、消毒し切れずに菌が残ってしまうリスクがあります。 また、常に衛生面に気を遣って洗濯・消毒をしなければいけないですし、それが毎日ってなると大変ですよね。現場の方のそういった手間が省けるのも大きなメリットです。

メリット2. 感染拡大防止

感染症が出た時、感染者に使用した清拭タオルとの仕分けの必要がなく、感染拡大防止対策になる。

おしり拭きとして布タオルを使用し、もし使用した方から感染症が出た時、感染拡大を防ぐために、使用したタオルを仕分けて他のタオルと混ざらないようにしないといけません。自動おしぼり機なら、使用後は燃えるゴミとして廃棄するだけなので、感染拡大のリスクを回避することができます。

メリット3. 安心感

使用者・家族の安心感

使用者やその家族にとっても、毎日使うおしぼりの衛生面は気になるところですよね。いくら洗濯・消毒してるといえども、他の人と共有することに抵抗感がある人にとっては、使い捨てのほうが安心、と思う人は多いはずです。実際に使用する側の、衛生上の安心感という点でも大きなメリットがあります。

除菌液選びにおける3つの注意点

ここからは、自動おしぼり機を探してみてわかった、除菌液選びにおける3つの注意点ついて詳しく解説いたします。

注意点1. 除菌性能

感染対策として布おしぼりから自動おしぼり機に切り替える際、除菌液の除菌性能は重要なポイントになります。除菌液を選ぶ際には、各種菌やウイルスへの有効性の検査結果のあるものを選ぶと安心ですね。

注意点2. 安全性

除菌性能が高い除菌液だと、肌が荒れたりしないか、と不安に感じる方もいると思います。ですので、除菌性能の検査結果と同時に、肌への刺激性が低く、安全性の検査結果もあるものを選びましょう。

注意点3. 保存期限

自動おしぼり機に使用する除菌液は、基本的に希釈して使用するものですので、ある程度の期間保存しながら使用することになります。ただ、未開封や開封後の除菌液が有効性を保ったまま保存可能でなければいけません。保存期限がある程度の期間確保されている、なおかつ目安の保存期限がわかっている製品を選ぶとより安心して使用できます。

この記事のまとめ
  • ヒーター機能での滅菌が可能で、各種菌類への有効性の検査結果のある除菌液が使用されている製品を選ぶ
  • 人体への安全性の検査結果のある除菌液が使用されている製品を選ぶ
  • 定期メンテナンスがあると、定期的に製品の衛生状態のチェックができるので安心